こんにちは、平日バイクライターのwa-koです。
広島県竹原市、瀬戸内海に浮かぶ小さな島、うさぎ島(大久野島)に、2021年の秋、キャンプをしに行ってきた時の様子を紹介したいと思います。
うさぎ島(大久野島)にバイクで上陸するには条件があるのでご注意ください。
Contents
うさぎ島(大久野島)への行き方
うさぎ島(大久野島)への行き方は、
①ラビットライン
・広島県三原市の三原港から大久野島行き
・一日4便
・人のみ乗船で片道40分
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②大三島フェリー
・広島県竹原市の忠海港⇔大久野島経由⇔大三島の盛港行き
・一日7便(季節により変動あり)
・車両も乗船可能で片道15分
※令和5年2月22日~3月1日まで桟橋補修工事のため運行休止
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今回、私はしまなみ海道を走って、大三島の盛港からうさぎ島(大久野島)へ行きました。
ちなみに、大阪 南港で白カブさんと待合せして原付2台でオレンジフェリーに乗って愛媛県 東予港へ。
そこから今治、しまなみ海道を尾道方面へ走り、大島と伯方島の間に見近島という無人島に上陸するなど、瀬戸内海を堪能してから、
大三島にある盛港へ向かうというコースで行きました。
※高速道路は利用していません。ルートは一部異なります。
バイクでうさぎ島(大久野島)に上陸できるの?
うさぎ島(大久野島)は、無人島ですが休暇村があるので、宿泊する事が出来ます。
キャンプの受付も休暇村です。
うさぎ島(大久野島)は一般車両の乗り入れはできません。
車で上陸したいのですが?
大久野島にお車を渡されるためには、大三島フェリーをご利用いただく必要がございます。大久野島は島内の車両の通行が出来ませんので、お持ちいただいたお車は第二桟橋にある駐車スペースに停めていただきます。フェリーは事前のご予約は出来ません。
休暇村大久野島WEBサイト FAQより
キャンプ場利用されるお客様は、キャンプ利用者用の駐車場がございます。係員にご相談ください。
※大久野島はフェリーの寄港地になります。そのため繁忙期はフェリーの利用状況により乗船できないこともございます。
そのため、バイクでキャンプする場合は、休暇村に予約の時に、車両の有無を伝えておきます。
そして、島に渡る前に、食材等の買い出しを済ませておかないと現地調達出来ないので注意です!
私は乗船時間ギリギリまで寄り道してたので、大三島のスーパーで買出しの予定でしたが買い物ができず、困りました。
途中の無人販売所で買ったみかんは持ってきていたのですが・・・。
出航時間14:40より前、盛港に間に合ったので、何かあるかな? と券売所の建物を覗いてみると、売っていたのはうさぎのエサでした。トホホ・・・。
うさぎのエサ 1袋100円は、茶封筒にいっぱい入ってました。
大久野島(うさぎ島)では販売していないそうなので、購入しました。
いざ上陸! うさぎ島(大久野島)は条件付きで走れる
乗船時間15分ほどでうさぎ島(大久野島)に到着です。
下船後に通行許可証をもらい、桟橋からキャンプ利用者駐車場までの区間のみ、制限速度10km以下で走行できます。
自転車は、そのまま乗り入れ可能です。
徒歩の方は、休暇村のバスが休暇村と桟橋の間を行き来しており、船の時間に合わせて無料で送迎してもらえます。
私たちはキャンプ場の駐車場にバイクをとめて、休暇村まで歩いて受付に行きます。
10分ほどの道のりを歩いていると、うさぎさんが元気にお出迎えです。
たくさんの方がうさぎと楽しそうに遊んでいましたよ。
細く食べやすそうな人参スティックやお野菜などを持参の方も。
こんなオブジェもありました。
受付をすませて、休暇村にある「Usanchu(うさんちゅ)カフェ」で「うさぎのはなくソフト」を食べました。
紫のソフト部分は、キャンベルアーリー味(竹原で作ってる黒ぶどう)で、「はなくそ」はココアピーナツでした。
美味しかったのでお土産に「うさぎのはなくそ」を購入しました。
テントサイトに戻る途中、うさぎの赤ちゃんが可愛くて、ついつい遊び過ぎてしまい、日が暮れる前に慌ててテント設営です。
休暇村にある天然ラドン温泉に入って、さっぱりしてからお土産コーナーでカップ麺を見つけました!
あぁー! 晩ごはんが食べれるー!
お腹も満たされてぐっすりと眠る事ができました。
明け方、風の音と目の前の海を走る船の音で目が覚めると、テントの中にうさぎさんが遊びにきてました。
これが、他の野生動物なら飛び上がってびっくりですが、可愛いからほっこりです。
うさぎ島(大久野島)は、周囲4kmほどの小さな島です。
かつては毒ガス工場があったことから「地図から消された島」だった事もあり、70年以上経った今も当時の建物や、芸予要塞時代の砲台跡もあります。
苔むした建物が物悲しい一面もありますが、現在は国立公園になっていて約1,000羽のうさぎがのんびりと生活してる穏やかな島です。
翌朝、船に乗るために大久野島の桟橋の手前でうさぎと遊んで待っていると、「他に乗船する人がいないときは、桟橋に下りて待ってないと、誰も居ないと思われて船は寄ってくれないよ!」と教えてもらい、大慌て。
海のそばまでバイクを下ろして「ここにいるよ〜」アピールをしました。無事に乗船できました。
この後、大三島に戻って、島の反対側の宗方港からとびしま海道へ足を伸ばし、しまなみ海道に戻ってオレンジフェリーで大阪へ帰りました。
うさぎ島(大久野島)へは日帰りでも十分楽しめます。
キャンプや休暇村で宿泊しない場合、バイクでは上陸できないので、大三島の盛港や竹原の忠海港の駐車場にバイクを置きましょう。
人だけで乗船して、送迎のバス(無料)に乗ると、休暇村まで連れて行ってくれます。そこで、レンタルサイクルをして、海風を浴びながら、のんびりポタリングしてうさぎさんと遊んでみるのもおすすめ。癒されること、間違いなしです。
毒ガス資料館や廃墟もジブリ感があって人気のようでした。