原付ライダーの皆さん、普通自動二輪免許を取得しようか迷っていませんか?
乗ってみたいけど、自信がないと感じている方は、ぜひこの記事を読んでください。
2023年2月に普通自動二輪免許を取得したMiyumaです。
車の免許はAT限定。バイクと言えば原付(しかもスクーター)!
だった私が、普通自動二輪免許取得時・取得以降の悩み・困りごと・失敗・解決策などを、初心者ライダーならではの視点でお伝えしたいと思います。
今回は普通自動二輪免許「取得時」編です!
Contents
普通自動二輪免許 取得の決断をした理由
家族で普通自動二輪免許を持っていないのは私だけでした。
2022年、家族から免許取得の熱い押し&推し。
「原付で十分満足」と断り続けていたのですが、息子のメッセージをきっかけに免許取得を決断。
2023年1月7日、教習所に申し込みに行きました。
教習所に通う
2023年1月11日、教習スタート。
「バイクに乗れる」と、ウキウキしたものの・・・。
教官の言っている言葉が全くわかりません。
「エンジンかけて、1速入れて、半クラ作って」
1速とは? 半クラとは? 半分クラッチ? クラッチはどこ? 何したらいい?
予習している前提で、教習は進んでいきます。
ちなみに私は予習ゼロで行っていたので大変でした。
教習の進め方は教習所によるとは思いますが、予習していくとよいですね。
アクセルは原付と一緒。
前輪ブレーキは右レバー。後輪ブレーキは右足ペダル。
クラッチが左レバー。
ギアは左足ペダル。
教習4日目が経過しても、クラッチとギアとブレーキがうまく使いこなせず、教官に「バイクに乗りたい気持ちは伝わってきます」と言われ、何とも言えない気持ちに。
そんな時にバイク仲間に教えてもらったこと。
「基本は、アクセル戻してクラッチ握ってブレーキ!」この3つの関係性を叩き込むんです!
「ギアチェンジは、アクセル戻してクラッチ握って左足カチャカチャ」です!
これは、今だに心の中で唱える呪文になっています。
教習では何回か転倒しました。
初めての「立ちゴケ」は、転んだことが嬉しい気持ちに。教習中に転けることは経験・練習と前向きにとらえましょう。
これぐらいで凹んでいては、教習卒業までまだまだ課題があるのです。
一本橋、S字、クランク、スラローム、急性動、坂道発進などなど。
免許取得より先に納車
2023年1月26日、免許取得より先に、家族共有バイクとしてレブル250を購入しました。
バイクが来ると乗りたい気持ちが高まります!
あまりにもポンコツすぎる自分が免許を取得できるのか不安になり、教習の帰り道に涙があふれたこともありました。
そんな時はバイク仲間が助けてくれました。
「その涙を糧に」と。
乗れない悔しさと、レブル250への想いがあふれ、Instagramでレブル250専用アカウントを先行して作りました。
卒業検定
2023年2月14日。
とうとう1回目の検定日がきました。
合格には程遠いと自覚していたので、緊張もなく、習ったことをヤルだけという感じで挑みました。
苦手な一本橋は合格への”栄光の架橋”と思い、落ちそうになった時に心の中で「耐えろ〜」と叫んだことは忘れられません。
終わってみれば、一発合格!
教官に「本当に今日一番心配な生徒だったんです。でもほぼ減点もなく合格!」と言われた時は半泣き状態。
これでレブル250に乗れる日は目前! と嬉しくなりました。
免許取得
2023年2月15日。
免許を更新し、いざ初乗り!
が、怖い。
とにかくドキドキ、自信もナシ、公道に出る恐怖心。
いくら免許を取ったからと言っても“ド“初心者。
家族から「とりあえず、暫くは誰かと一緒じゃないと走るのは禁止」と。
確かに自分も不安です。暫くの間は、バイク仲間にお世話になりました。
初めてのソロツーリング
2023年2月26日。
なかなか都合があうバイク仲間が見つからず、でもレブル250で走りたい気分の休日。
我慢できず家族に一人で走る許可をもらってソロツーリングへ。
ドキドキとウキウキでした。
無事生還したこの日以降、ひとりでお出かけしまくりです!
おわりに
原付(特にスクーター)ライダーは、普通自動二輪免許取得時、バイクの大きさだけでなく、クラッチやギアチェンジなどの操作がハードルになりえます。
予習・復習をして、教習の時間を有意義に過ごすことが大切です。
免許取得より先に納車すると、「がんばろう!」とモチベーションが高まりますよ。
また、私のように、免許取得後すぐにひとりで出かけるのに自信がない場合、バイク仲間と出かけるのが安心です。
そういう意味では、免許取得前に仲がいいライダーがいるといいかもしれませんね。
原付には原付の良さが、普通二輪には普通二輪の良さがありますよ。がんばってください!