ども~~~! 平日バイクライターの miller beck です。
今回はバイクを雨や風やほこりから守る「バイクカバー」を紹介します。
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バイクカバーの特徴、使い方
バイクガレージを持っている方は数少ないと思います。
僕もアパートの駐輪場にNINJA250R とklx125 を停めています。
駐輪場の屋根があるだけ、まだ幸運なのかもしれませんが、僕が住んでいる鳥取では冬には雪が…。
昔のバイクカバーと違って、現在のバイクカバーは様々な特徴があります。
まずは、チェーンロックがかけられる穴があいています。
チェーンロックをカバーの外から通すことが出来る仕様。
外からかけられるようになっている理由は、盗難防止です。
ロックが見えているバイクを見つけ、わざわざ特別な工具を使って時間をかけてロックを壊そうとする人はいませんよね。
さらに風でカバーがめくれて飛ばないように、バックルが付いています。
これがないと強風のときに、カバーがめくれてバイクの一部が野ざらしになってしまうこともあります。
最悪なのは、台風でカバーがどこかに飛んでいってしまうこともあるということ(泣)
写真のようにホイールに通してロックします。
前後のホイールでロックできます。カバーのタイプによっては中央にもバックルがあるものもあります。
このバックルで風でカバーが飛んでいくことは防げますが、心配な事がひとつ。
強風のときに風がカバーの中に入って、カバーをめくりあげることです。
めくりあげられると、風でカバーが急激に膨れてしまいます。まるで風船を膨らますように。
何度も何度も繰り返されるうちに、耐え切れなくなってついにはカバーが破れてしまうことも。
そこで僕は強風対策として…
100円ショップのゴムの荷紐をカバーの上から横に回して固定しています。
これでカバーの中に入りこむ風を少し防ぐことができます。
写真も実際は強風が吹いているんですが、カバーは膨らんでいませんよね。
バイクカバーを選ぶときの3つのポイント
実際にバイクカバーを選ぶときのポイントを紹介しますね。
①大きさ
まずは、バイクの大きさと「ぴったり」なサイズは選ばない。
少し大きいサイズがお勧め。
ぴったりサイズだと、カバーをかけるときにステップやレバーなどに引っかかって何度もやり直すことに。
とてもストレスを感じてしまいます。
②強さの見方
次は、バイクカバーはどうしても雨、風、雪、ほこり、日光で劣化していきます。
僕は特に、日光での劣化が一番影響があると感じています。
劣化するとちょっとしたこと、例えばカバーを外しているときに、レバーなどにひっかけるだけで破れてしまうことも。
日光での劣化は防ぐことは出来ないので、カバーを出来るだけ長持ちさせるには、なるべく丈夫、つまり生地が分厚いカバーを選ぶといいでしょう。
生地の厚みは「200D」や「200T」のように表記されます。Dは「デニール生地」を、Tは「タフタ生地」を表します。
デニール生地はタフタ生地よりも厚みがあるので、デニール生地がお勧め。
そして、数字は大きくなるほど厚くなっていきます。
数字が大きくなると価格も上がっていく傾向があるので財布との相談ですね。
僕が今まで使ってきた経験では、300あれば2~3年は破れずに使えました。
③シームテープ加工
最後に、バイクカバーは縫製品なので縫い目にシームテープ加工がしてあるものを選びましょう。
縫い目からの雨の進入を防ぐために、縫い目の裏側に薄いテープが貼ってある加工のことです。
おわりに
昔と違って、今は様々なバイクカバーが販売されています。
バイクの保存場所や気候に合わせたバイクカバーを使って、大切な愛車をしっかり守りたいものですね。