バイク積載の強い味方!タナックス製・多機能シートバッグ3種を紹介

ども~~~! 平日バイクライターの miller beck です。

今回は僕が使っているタナックスのシートバッグの紹介です。

「ミニフィールドシートバッグ」、「フィールドシートバッグ」、「キャンピングシートバッグ2」の3つを、カワサキ Ninja 250Rとklx125に愛用しています。

Contents

タナックス フィールドシートバッグ

最初は真ん中の大きさの「フィールドシートバッグ」の紹介です。

主に1~2泊の宿泊ツーリングのときに使用しています。

通常は39リットルの容量ですが、両サイドを拡張して59リットルに。ツーリング先でお土産をたくさん買っても安心です。

荷室の中には、型崩れ防止用のインナーフレームと荷物固定用のベルトも装備されています。

また、荷室以外にも積載できる場所が多いです。

トップカバーの上にゴム製のホールディングコードがあります。

荷物の落下が心配な方は、Dリングもあるのでツーリングネットでさらに上から固定してもいいかも。

他にはリング状のベルトを利用することもできます。

さらに、トップカバーと荷室の間には収納袋もあります。荷物の落下の心配がないので僕はこの袋をよく使っています。

バッグとバイクの固定は、前後2本ずつのベルトを使います。

様々なタイプのバイクに対応するために、長く作られています。このベルトもよく考えられていて、

固定したあと余ったベルトがだらーんとぶら下がっていると、タイヤへの巻き込みが心配。

以前のタイプは、余ったベルトはシートとバッグの間に挟んでいたのですが、現在のタイプはくるくると巻いてベルクロで収納できるように。

ベルトは車体に密着するので、バイクが傷つくのを防ぐために車体に養生テープを貼ることをお勧めします。

ツーリング中にベルトが若干左右に滑るので、少し長めに貼ると安心ですよ。

前後2本ずつのベルトで固定するのですが、4本ともガチガチに引っぱって固定すると、下り坂でどうしてもバッグが前にずれてきて背中に当たってくるようになります。

背中にバッグが当たってくると、窮屈ですし気になってしまいます。

そこで、背中側の2本は、ほんの少しだけ緩く張ることをお勧めします。

さらに僕はオプションで、バッグを後ろに引っぱるコードを購入して使っています。これで前ズレの心配なしですよ。

こういうアイテムも揃っているところが、バイク用品を専門に扱っているメーカーの良さですよね。

バッグ側には、ベルトを通すループベルトがあります。

これは斜めにテンションがかかってバックルの破損を防ぐ目的と、もしバックルが外れたときに、バックルがこのリングに引っかかり固定ベルトがだらーんと垂れてタイヤに巻き込まない仕様になっています。

僕も一度これに助けられました。タイヤに巻き込んでいたらと想像すると…

キャンピングシートバッグ2

次は一番大きい「キャンピングシートバッグ2」です。

通常容量は59リットルです。「フィールドシートバッグ」が大きくなったものです。3泊以上のツーリングで使用しています。

ツーリング途中で荷物を取り出すときに、バッグの横が開いて下の方に入れた荷物に直接アクセスできるようになっています。

しかも、開いたサイドカバーがだらーんと垂れ下がらないようにストッパーベルトがついています。

こういう所もライダー目線のアイデアを採用してくれています。

大きいので様々な荷物を積載できるのがうれしいところですが、タンデムシートが細いバイクだとどうしてもバッグが左右に垂れ下がってしまいます。

それを防ぐサイドベルトも装備されているのですが…特にバッグを左右に拡張するとバイクもバッグも安定性が少し失われます。

お勧めはサイドバッグも装着して、その上にこのバッグを使用すると安定します

このバッグで改善してほしいことがあります。

容量が大きいがゆえに、荷物を入れるとかなりの重量になります。

キャンプ場やホテルに泊まるときに、バッグを肩にかけて移動するとショルダーベルトが肩に食い込んで痛いです。

肩に密着する場所にスポーツバッグのショルダーベルトにある吸収パッドをつけてほしいですね。

ミニフィールドシートバッグ

次は一番小さい「ミニフィールドシートバッグ」の紹介です。

小さく便利なので、常に装着して工具やスペアのレバーなどを入れてツーリングしています。

トップカバーの裏側には小物入れがあり、地図などが入ります。

僕は急な寒さ対策用の薄手の防寒着やカイロを入れています。

バイクへの固定は「Kシステムベルト」と呼ばれるタンデムシートの下にセットするベルトです。

車体にベルトが直接当たらないので安心です。

ただひとつ注意点があります。

バッグがぐらつかないようにベルトを引っ張るときに、あまりに強く引っ張るとバックルのオス部分が割れます。

ベルトが細く小さいので、バックル部分も小さいです。

特に最後の締め増しするときに注意してくださいね。僕は一度割りました。

これも容量拡張ができるのですが、拡張用のファスナーが小さいのでつかみやすい取っ手をつけています。

荷室のファスナーには取っ手があるので、同じものを標準でつけてほしいですね。

僕が持っているのは、この3種類です。

現在は、「ミニフィールドシートバッグ」と、「フィールドシートバッグ」の中間にあたる容量29リットルのミドルフィールドシートバッグがあります。

すべてのシリーズにドリンクホルダーがあり、色違いやレトロ調のバージョンも販売されています。

荷物の盗難防止用の荷室のファスナー部分を南京錠でロックできるものもあり、これからもいろんな場所が進化していくシリーズだと思います。

バイクの弱点のひとつである「荷物の積載」ですが、このバッグを使ってキャンプ道具や宿泊道具を積載して、安心してツーリングを楽しんでくださいね。

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ABOUT US
miller beck
鳥取市在住、岡山県浅口市金光町出身。バイクとバスケと卓球と歌うことが大好き。NINJA250RとKLX125で海と山の景色を感じるのが生きがいです。主に山陰のツーリングスポットを紹介していきます。