ども~~~! 平日バイクライターの miller beck です。
インスタなどで日本一美しい廃線跡と言われた「旧国鉄倉吉線廃線跡」にNINJA250R で行ってきました。
国鉄倉吉線は、1912年に現在のJR倉吉駅に当たる上井駅と、市街地の旧倉吉駅(のちの打吹駅)を結ぶ4.2キロの「倉吉軽便線」として開通しました。
その後、路線の延長を重ね最終的には山守駅まで計9駅の約20kmになり、1985年に廃止となりました。
そんな廃線跡なんですが、テレビで紹介されインスタで「日本一美しい廃線跡」として話題になったんです。
県道45号線沿いに観光専用の無料駐車場(トイレ完備)があります。
観光案内所もあるのでぜひどうぞ。
歴史を知ってから廃線跡を歩くと見え方が変わってくると思いますよ。ジオラマもあります。
観光案内所から歩いていきます。いきなりレールが残っていてテンションが上がります。
そして駅のホームが残っている「泰久寺(たいきゅうじ)駅」に到着します。
当時の駅名標(レプリカ)もあります。
ここからはレールと枕木が残っていて「非日常感」を感じながらレールや枕木の上を歩くことができます。
さらに進んでいくとレールをまたぐ木があったりして、廃線となってからの時間と自然の力強さを感じます。
さらに進んでいくと雰囲気が一変して竹林のトンネルに突入していきます。
そして一番のハイライトの場所に到着です。
レールの間から生えている竹が、なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
幻想的な別世界に迷い込んだようです。ここが「日本一美しい廃線」と言われた所以だと思います。
どこから撮っても最高の画になります。
別世界に迷いこんだように、自分が画角に入っても最高ですよ。ぜひインスタに投稿してみては。
そして先に進むと行き止まりのトンネルがあります。
日ごろは立ち入り禁止ですが、「トレッキングツアー(予約制)」では中に入ることができるようですよ。
実はレール内の竹は3本生えていたんです。
しかし1本は枯れかけていたところ、2022年の冬の積雪で折れてしまい、伐採されました。
残った2本も老木だそうで、いつ枯れてもおかしくない状態とのこと。
この雰囲気を味わえるのもあと少しかもしれません。
倉吉市の街中には倉吉線鉄道記念館(倉吉市明治町1012-7 年中無休 9:00~17:00)もあります。
ここでも倉吉線の歴史を知ることができます。
外にはC11機関車が展示されていて、細部までじっくり見ることができますよ。
県道45号沿いにこの廃線跡はあるんですが、ここから大山へ登っていく道がツーリングには最高の道です。
景色もクネクネ具合もバイクのためにある道か? と思える最高の道なので、大山へツーリングに行く途中に寄って、非日常感を味わうのもおすすめですよ!