名門大洋フェリーで大阪→福岡。平尾台・太宰府天満宮・門司港レトロetc. 現地日帰りカブでこれだけ楽しめる

こんにちは、平日バイクライターのwa-koです。今年もよろしくお願いします。

昨年の12月中旬、寒さが本格的になる前の事です。

ちょっと時間ができたので、思いたって、スーパーカブ110とともに大阪から福岡へ行ってきました。

今回は、大阪南港から福岡新門司港へ。

名門大洋フェリーの2便、19:50発の「フェリーきょうと」に乗船しました。

新造船になって、1年経っていなかったので、船内はとても綺麗。

一人なのでツーリストのレディースルームをチョイス。

ロールカーテン式のベッドでバスタオルが付いてました。嬉しい心遣いです。

8:30、新門司港に着岸。バイクは最後に下船でした。

ここから、持ち時間 約9時間の間に、どれだけ巡れるでしょうか?

先にマップを。これだけ走れましたよ!

※太宰府天満宮から宮地獄神社までマップ上高速道路を使っていますが、実際は下道を走っています。

最初の目的地は、北九州市小倉南区にある日本三大カルストのひとつ、平尾台

「平尾台入り口」交差点を曲がり山道を登っていきます。

クネクネとした道を登りきると見晴らしのいい景色の中を走る道になりました。

ピナクルと呼ばれる地形が、遠くからまるで羊の群れのように見え、ススキもキレイ。

茶ヶ床園地には駐車場とトイレがあり、見晴らしの良さが抜群。

平尾台には、キャンプ場やハイキングコース、そして、いくつもの鍾乳洞が点在しているので、次は暖かい時期にゆっくり散策したいと思いました。

行橋方面に抜ける時に面白い標識を見つけました。

「この先 凸凹あり」

道に穴が空いてるのかな?

気をつけて進むと、道の真ん中に一定間隔で、色のついた四角い盛りあがりが続いた道になっていて、飛び跳ねないようにスローダウンしながら下っていきました。ちょっとビックリ!

山の反対側に抜けたところも「平尾台入り口」と同じ名前の交差点が。

長閑な景色の中をしばらくのんびりと走ります。

次の目的地は太宰府天満宮です。

12月なのに日差しがポカポカと暖かく、気持ち良く走っていると1時間半ほどで着きました。

七五三、ウェディングフォト、修学旅行生、外国人観光客、たくさんの方がお参りされてました。

2023年5月より約3年をかけ、124年ぶりに重要文化財「御本殿」の大改修を行うようなので、タイミング良くお参りできて良かったです。

参道で「梅ヶ枝餅」をお土産に買って、次は福津市にある光の道で有名な宮地獄(みやじだけ)神社を目指します。

参道の階段を上がると海に向かって一直線に道が伸びていました。

年に2度、この正面の海に夕陽が沈むタイミングで光の道ができるそう。

昼間でも、まっすぐと海に向かう道は見ていて気持ちが良かったです。

鳥居の横には光の道の看板が設置されていました。

こちらの宮地獄神社には大注連縄、大太鼓、大鈴の3つの日本一や、境内にはフクロウがいるなど見どころがいっぱいです。

ふくろうの置物のモマみくじは、末吉でした。

のんびりし過ぎたので参道にあった「松ヶ枝餅」、気になりつつも次回のお楽しみにして。

この日の日の入りは17時過ぎだったので、日没までに門司を目指します。

博多~北九州を結ぶ主要道の国道3号は、まだ混み出す前で流れも良くスムーズに走れたので和布刈(めかり)公園へ。日が沈む前に到着できました。

第二展望台から門司港と関門海峡そして対岸の下関の町。暮れゆく街並みを眺めます。

展望台からの道を下りると目の前に関門海峡があり、関門橋の下から見る下関の町が綺麗でした。

和布刈公園の展望台で夜景を見に来ていた地元の老夫婦に門司港レトロ地区のライトアップの事を教えてもらったので、ちょっと寄り道。

「門司港レトロ浪漫灯彩」は今年(2023年)3/12(日)まで開催中のようです。

帰りの船では、乗船前に知り合ったバイク女子のmaiさんと一緒にご飯を食べて、旅の話をして楽しく過ごしました。

現地までの移動がフェリーなので、行きも帰りも、とても楽に過ごせる船旅。おすすめです。

一人旅だけどいろんな人との出会いが楽しくて、これからも、時間があればどんどん走りたいと思います。