こんにちは、平日バイクライターのwa-koです。
4月の穏やかな晴れた日に瀬戸内海にある香川県の島 「小豆島」と「豊島」に、深夜発のフェリーからの一泊二日、バイク3台で行ってきました。
関西地方に住む私達には馴染みがある読み方ですが、こまめ島? または、あずき島? と書いて「しょうどしま」と読みます。
「豊島」は「てしま」と読みます。
深夜1時 神戸港発のジャンボフェリーに乗って出発です。
ジャンボフェリーは、神戸から小豆島を経由して香川県の県庁所在地がある高松を結んでいますが、深夜便のみ、先に高松に行ってから小豆島に翌朝7:30に到着するので、少し仮眠する事が出来ます。
追加料金500円でのびのび席(ごろ寝出来るスペース)が予約出来るので、そちらの女性専用ルームに、寝袋を持参して仮眠しました。
朝、5:15に高松港に到着後、しばらく停泊してから小豆島の坂手港へ。
今回は、下船してからすぐに小豆島の反対側にある港、土庄港まで走って、8:40発の小豆島豊島フェリーに乗り、まずは豊島へ向かいます。
豊島は1周15kmほどの小さな島です。30分ほどで到着しました。
かつては、酪農が盛んで「ミルクの島」と呼ばれた事もあるようですが、今はアートの島として親しまれています。
静かでキレイな海岸にあるイス。「海を夢見る人々の場所」↓
残念ながら休館日だった「針工場」↓
赤い鏡の様な壁が不思議な、古民家に展示されたモダンアートの「豊島横尾館」↓
原っぱにある鉄のサークルのオブジェ。円形の鉄の彫刻「空の粒子」↓
豊島美術館の前の海と空が素敵な道↓
3時間ほど豊島を散策して 12:10発の船で再び小豆島に戻ります。
小豆島に戻って「豆一(マメイチ)」スタート!
マメイチとは、小豆島を一周する事の名称。可愛い響きですよね。
そして小豆島を牛の形に例える事が出来るのを、一緒に行った友達に教えてもらって初めて知りました。
走ったルートを牛さんに例えて説明してみますね。
土庄港から牛の鼻辺りにある戸形小学校跡の向こうに、海の上を元気に泳ぐ鯉のぼりが見えました(行ったのが4月だったからでしょうか)。
屋形崎 夕日の丘(夕日の時間にはまだ早かったので綺麗な景色を見て)こちらは牛の首のつけ根辺りかな?
そして牛の背中辺りの気持ちの良い海沿いを走ります。
牛の後ろ足の近くにある「南風台」の高台から海に向かって木々の間の道を歩いて下ります。
タイミング良く潮が引いてので「希望の道」が出来ていました。
とても素敵な景色なので時間に余裕があればおすすめです!
くるーと回ってきて「つくだに屋さん」の佃煮ソフトクリームで休憩。
ハートの昆布の佃煮付き。
小豆島ふるさと村キャンプ場に到着!
テントを建ててから、エンジェルロードへ。
小豆島で一番有名な観光地 「エンジェルロード」。
1日2回、干潮時に海の中から現れる砂の道です。
ここで、海外からの観光客の女性が、私のカブを見て「so cool!」と笑顔で言ってくれたので、嬉しくなって「サンキュー!」とカタカナ英語で答えました。ふふふ。
夕飯の買い出しをしてキャンプ場に戻る途中、漁港の夕陽がとても綺麗でした。
キャンプ場にとって、私たちが訪れた春休みが終わってGWまでの期間は閑散期のようで、広ーいキャンプ場で私たち3人だけの貸切でした。
翌朝、早めに道の駅オリーブ公園へ。
無料でホウキが借りれますので、色んな場所で映え写真が撮れます。
オリーブ公園で遊んだ後は、その下に細長く伸びた牛の前足に移動します。
古民家を背負ったヤドカリ「ヒトクサヤドカリ」↓
海を眺めて一休みする巨人「ダイダラウルトラボウ」↓
牛のお腹まで戻ってから、今度は後ろ足へ走っていると、醤油の香りにつつまれます。
甘じょっぱくて美味しい醤油ソフトを食べてから、二十四の瞳映画村へ。
昭和初期のレトロな街並みと古い校舎から見る海がとても素敵な場所でした。
そして、施設の中の用水路を泳ぐ魚達が海の魚なので珍しいですよ。白いナマコもいてました。
二十四の瞳映画村の前の港にも白い大きなアート作品がありました。「愛のボラード」↓
帰りのジャンボフェリーは、秋に就航したばかりの新船「あおい」。
瀬戸内海に浮かぶテラスリゾートをコンセプト作られたそうです。
讃岐うどんや小豆島にあるジェラード屋さんのMINORIジェラードも、美味しくいただけます。
島ごまうどん (かどやのごま油 、小豆島が発祥の地って、知ってました?)
MINORI GELATO 2種の味が選べます。
ますます、船旅が楽しくなりますね。
今回、ジャンボフェリーに乗船して便利だと感じた事がありました。
それは、ネットで予約すると、スマホにQRコードが送られてくるので、フェリーターミナルの窓口に並ぶこと無くそのまま、スマホの画面でピッ!としてもらって乗船出来たことです。
これは便利!これからどんどんこんなシステムに移行していくのかな?
瀬戸内海には、行ってみたい島がまだまだたくさんあります。
みなさんも、島旅を楽しんでくださいね!