北海道の礼文島と利尻島へ原付バイクで行ってきた!

こんにちは、平日バイクライターのwa-koです。

2023年夏は、大阪から、最北の離島をクロスカブ110で目指しました。

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ツーリングプランの立て方

どちらの島も稚内港から1日3便、フェリーが出てるので、どちらかの島だけ朝の便に乗って夕方の便で稚内に戻るか・・・

どちらかの島を日帰りにして、次の島で1泊してから稚内に戻るか・・・

旅の日程は、人それぞれ、限られた時間で有効に走りたいですよね。

私は、せっかくなので礼文島と利尻島の両方を1泊づつして走るには、どの順番で行くのがいいのか? 考えてみました。

大阪からは、京都の舞鶴港発→小樽着の新日本海フェリーで渡道しました。

小樽から稚内まで、324kmを1日で一気に走って稚内泊で翌朝、朝イチに乗船する案も、不可能では無いけど、原付では辛いので今回はパスです。

利尻行きと礼文行きの時刻表を比べると、40分違いで礼文行きの方が出発時間が早いので
今回は、先に礼文島行き2便の10:30発の12:25着に乗船しました。

フェリーの時間はこちらを参照→http://www.heartlandferry.jp/timetable/

残念ながらバイクは、乗船予約が出来ません。

出港時間の1時間前に乗船券が発売されるので、それに間に合うように並びます。

台数に限りがあるという事なのでドキドキしながら早めに到着しましたが、お盆を過ぎた平日だったので混むこともなくすんなり乗船出来ました。

ハートランドフェリーのLINEを登録しておくと、運休情報が届くので便利ですよ。

乗船前に稚内で給油しておくことも忘れずに!

いざ乗船!

フェリーターミナルの建物を周りこんで、海側の礼文島行きの標識の横にバイクを停めてから、建物の裏側にも出入口があるのでそこから入って窓口で乗船手続きをします。(私は、分からずにウロウロと迷いました。)

車はバックで乗船、バイクは中で大きくUターンをして停めます。

足元には無数の丸いワッカがトラップのようにあるので慎重に進みます。

ギアはロー、ハンドルロックをしてサイドスタンドの指示があります。

手際よく左右からロープで、バイクを固定してくれます。

ハートランドフェリーのどの船も車から先に乗船、下船、バイクは最後の流れでした。

約2時間弱の船旅で、礼文島の香深(カフカ)港に到着です。

礼文島ツーリング

礼文島は、縦に細長く、島を一周する道が無いのが特徴です。

港から澄海岬(スカイ岬)を目指します。30分ほどの道のりです。

澄海岬 その名の通り、とても澄んだ綺麗な海です。

「澄海岬観光売店」でウニ丼を食べました。新鮮でとても美味しかったです。

海沿いから分岐して高台へと道が続く江戸屋道を抜けてスコトン岬へ

途中にあるトド島展望台からの眺めも最高です。

スコトン岬へ行く道の終わりで写真を撮ってから駐車場へ

利尻昆布のソフトクリームは、ほんのりお出汁のような味でした。

少し高台にある見晴らしのいい道を進むと、休止中の礼文島空港が夕陽を浴びてノスタルジック。

礼文島と言えば今が旬のホッケ!

港の近くの「炉端ちどり」でいただきました。

身の薄いしっぽの部分から火が通ってホロホロと取れるので味噌だれを絡めていただきます。

うすゆきの湯の露天風呂からもこの景色が見えます。

久種湖畔キャンプ場で、星がとても綺麗だったので、芝生の上にシートを敷いて星空観察。

翌朝、海岸沿いを走っていると、海岸に昆布を干してる姿があちこちで見られました。

映画「北のカナリアたち」のロケ地、北のカナリアパークから、新桃岩トンネルを抜けて島の反対側へ。

地蔵岩が見える手前で道が終わります。

海岸に下りてメノウの原石を探します。自由に探してお土産に出来ますが…私は見つけられず。

ここから、猫岩と桃岩が見れます(桃台猫台展望台)

礼文島といえばトレッキング!

桃岩登山道のレンジャーハウスまでバイクで上がれます。

駐車場があるので、ここにバイクをとめて少し散策しました。

至るところに、高山植物やお花が咲いてます。

礼文島から利尻島へ渡るには、利尻島 鴛泊(オシドマリ)港への朝夕の2便、もしくは、沓形(クツガタ)港へのお昼1便の合計3便があります(時期に寄って変動あり)。

私達は、12:50発の沓形(クツガタ)港行きに乗船して、13:30に利尻島に上陸です。

利尻島ツーリング

下船のタイミングで雨雲がやってきましたが、時計回りで左手に海を、右手に利尻山を見なが島の外周、約55kmを走りました。

50年ほど前から続く利尻島唯一のご当地ドリンク、ミルピス。

姫沼に到着すると、雨も小降りになってきたので一周800m 約20分の遊歩道を歩きました。

雲をたずさえた逆さ富士もなかなかおつです。

銘菓「白い恋人」のパッケージの風景が見れる丘。

残念ながら、雲に隠れてしまいました。

海にせり出した赤い鳥居は、北のいつくしま弁天宮。

神居海岸パークでは、ウニ取り体験が出来るそうです。

のんびり走って、夕方には森林公園キャンプ場に到着。

キャンプ場からすぐの所に、利尻ふれあい温泉もあります。

深夜、警報が出るほどの雷雨でしたが、翌朝には小降りになり、雨のやむ時間もあったので、反時計回りに島を回って、鴛泊(オシドマリ)港12:05に乗船予定で出発しました。

仙法志御崎公園でアザラシのエサやりが出来るそうなので行ってみましたが…残念ながら、この日はアザラシはお留守でした。

公園にあるお土産屋さんでムラサキウニとバフンウニの食べ比べが出来ました。

好きな予算を伝えるとそれに合わせて提供してもらえます。ちなみにこちらの量で1000円分でした。

オタトマリ沼から先、オシドマリ港までの区間で、前日の雨による災害で通行止めになっているとの事。

ここでUターンして来た道を戻って港へ向かいました。

利尻空港。

サイクリングロードが整備されていて、自転車で走るのも楽しそうです。

鴛泊港のすぐ先で通行止めのゲートが閉まっており、道路を管理されてる方がおられたので、許可を得てゲートの前で写真を撮りました。

雨が上がって、日が差してきたペシ岬。

12:05乗船で稚内へ向かいました。

まとめ

1日目 稚内港10:30発 →礼文島(香深港)12:25着
2日目 礼文島(香深港)12:50発→ 利尻島(沓形港)13:30着
3日目 利尻島(鴛泊港)12:05発→稚内港13:45着

私達は念のため、いずれの港へも出航時間の1時間前には到着していました。

計画をたてる前は 離島へ行くにはハードルが高いかな?と思っていましたが…

今回、このスケジュールでも両方の島をのんびり堪能する事が出来ました。

行ってみて、走ってみて、ほんとに楽しかったのでおすすめです。

参考になりますように!