京丹後半島の伊根の舟屋群にNINJA250R で行ってきた!日本の原風景とキラキラの海

ども~~~! 平日バイクライターの miller beck です。

いきなりですがみなさん、「舟屋(ふなや)」という建物をご存じですか?

「舟屋」とは、1階に舟の収納庫があり、2階以上には住居があるという独特な建物です。

そんな舟屋が集まった、京都府与謝郡伊根町にある「伊根の舟屋群」に、鳥取からNINJA250R で行ってきました。

こんな建物が並んでいるとっても風情がある場所なんです。

まずは、道の駅「舟屋の里伊根」に行ってみました。日本海の海の幸を堪能できるお店がありますよ。

ここからの展望は最高に綺麗です。舟屋群と日本海を一望できます。

では舟屋群の方に行ってみましょう。

有料駐車場にわざわざバイクの入り口が設置されています。本当にありがたいです。

この駐車場は、バイクと舟屋を一緒に撮れる最高のスポットです。

運が良ければ舟が舟屋から出てくる瞬間に出会えるかも。

桟橋もあるので、まるで海の上を歩いているような体験もできます。

ここから有料の観光船が出ているので、説明を聞きながら舟屋と伊根湾を目の前で眺める体験もできますよ。

舟屋を裏から見るとこうなっていて、

本当に海水が家の中までまで入ってきてます。本当に舟の収納庫です。

舟屋は現役のものもありますし、カフェやレストランになっている場所もあります。

いろんな舟屋の体験ができるようになっていますよ。

そんな舟屋の街をゆっくりバイクで走ってみると、昔ながらの街並みが心を癒してくれます。

僕のふるさとの町(岡山県浅口市金光町)も昔ながらの建物が今も残っているので、まるで子供のころに戻ったかのような気分になりました。

そんな中こんな風景に出会えました。

生活が根付いている雰囲気を収めることが出来て、お気に入りの写真のひとつになりました。

舟屋群を抜ける最後のほうにこんなフォトスポットがありますよ。お見逃しなく!

なんでこのような建物が作られたのでしょうか? 調べてみました!

昔は山の急な斜面が伊根湾の海岸線まで迫っていて、つまり、平地が少なくて漁船を陸地に上げる手間がかかっていたそう。

そのため、山を削ってわずかな平地をつくり、蔵を建て、海際ぎりぎりに漁船や道具を収納する舟倉としました。

これが、舟屋の始まりとのこと。

日本海の海沿いは、冬は風が強くとても荒れますが、伊根湾は丹後半島に三方を囲まれているので、波が穏やかであることも、舟屋を建てるのに好条件だったようです。

伊根がある京丹後半島は海沿いの海岸線を走ることができるツーリングにぴったりの道。

伊根から南下して天橋立までは綺麗な日本海を堪能できます。

125cc 以下の原付の方は伊根から天橋立に行って、天橋立をバイクで渡るルートが最高ではないでしょうか。

天橋立は wa-koさんの記事で詳しく紹介されていますよ。

伊根の舟屋群は海沿いの日本の原風景が残っている場所です。

日本海のグルメも堪能できますし、ツーリングにも最高の道ばかり。miller beck お勧めの場所ですよ。