こんにちは、wa-koです。12月に入り季節が慌ただしく冬支度を始めましたね。
11月下旬、お正月の縁起物として鏡餅に飾られる串柿(干柿の一種)を450年前から生産している日本一の串柿の里をのんびりカブ散歩してきました。
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和歌山 串柿の里 四郷へ
和歌山県 かつらぎ町の北部に位置する四郷地区は、標高300m辺りに位置しています。
山肌を照らす暖かな日差しがたっぷりとあり、北風や標高差による霧の影響を受けない環境に恵まれていて、串柿の自然乾燥に適しているそうです。
私が暮らしている大阪から串柿の里へは、河内長野を抜けて国道170号から国道480号のバイパスを走りました。
この国道480号、「大阪と和歌山の壁」と言われるほどの難道だったそうで、その昔は地図を見ると気が遠くなりそうなクネクネ道が果てしなく続いていました。
大阪と和歌山の境に父鬼バイパス4.5kmと鍋谷峠道路4.1kmが2017年に開通し、今はトンネルを使って快適に走れます。
鍋谷トンネルを出ると串柿の里の標識があります。
そこを左折すると平地区です。
串柿が干してありました!
あれ? オレンジ色のカーテンを期待して行ったのに…。
「カーテン」というより、上に干してなくて「腰みの」状態?
ちょうどそこにヤギさんをお散歩中の地元の方に会ったので、串柿についていろいろと聞いてみました。
私が串柿の里を訪れたのは11月の下旬。
オレンジ色のカーテンの見頃は11月前半で、見るには2週間ほど遅かったようです。
今は、乾いた干柿を取り込んで建物内で加工する時期だと教えてもらいました。
「山の上の方に行くと、まだ、少し干してるかも?」と、道を教えてもらったので行ってみることに。
落ち葉で埋もれた道を恐る恐る進みます。
曲がるところを間違えたかも…と思いながら走っていましたが、なんとか、目指していた大久保地区に行けました。
こちらでは、そこここに、まだ干してる柿を見ることができました。
山を少し下りて次の集落の神野地区へ移動してみましたが、こちらの地区も残念ながらほとんどが下ろされてました。
作業中の方に教えてもらったのですが、串柿は受注生産で注文の数が減ってきて、作業期間も年々短くなってるそうです。
山を下って行くと東谷地区の標識があったので、次はそちらを目指して山を上がって行きます。
ここで、ついに私の求めていた理想の風景に出逢えました!
紅葉する見晴らしの良い山々に、串柿のオレンジ色のカーテン。
最高の1枚が撮れました!
大銀杏があるほりこし癪観音でひと休み
このまま、山道を上っていくと、ほりこし癪観音への道案内があったのでそちらへも行ってみました。
樹齢200年の大銀杏がお出迎えです。
見晴らしもよく、心落ち着く素敵な空間でした。
お参りをしてから境内の木のベンチに腰掛け、来る途中で買った無人販売のみかんと
裏山から湧き出るお水を飲んでまったり。
お参りに来られた老夫婦とおしゃべりしながら穏やかな時間が過ぎていきます。
のんびりとしていたら、お腹がすいてきました。
時間は14時過ぎ。ランチ難民になりそうな時間です。
Googleマップでご飯が食べられそうな場所を探します。
滝畑湖畔観光でランチ
堺かつらぎ線を抜けて滝畑ダム方面へ。
狭くて薄暗い道を進みます。ドキドキ…。
黄色い橋!と思ったら苔むした橋だったり、
まぁまぁな大きさの石が埋め込まれた道だったりと、めっちゃ、スリリングです!
険しい道を抜けた先に滝畑湖畔観光という建物があり、この中に食堂がありました。
お腹がすいているので迷いましたが、焼肉定食にしました。
リーズナブルなのにボリュームもあり美味しかったです。
この辺りは登山やハイキングされる方も多いので、こちらの食堂はとてもありがたい存在だと思いました。
しんさむらいはしと滝畑ダム
帰り道に、「しんさむらいはし」というかっこいい名前の青い吊り橋があったので、渡ってみました。
日を浴びた山の紅葉がとても綺麗でした。
その先にある展望台からは、滝畑ダムが見えます。
景色がいいのでこちらで珈琲タイムをしました。
せっかくなのでダムに寄ってダムカードをゲットしてから帰宅しました。
滝畑ダムの通常版と40周年のダムカードです。
みなさんは、ダムカードをご存知ですか?
私はツーリングコースにダムがあると休憩がてら立ち寄って、ダムカードをいただいてます。
ツーリングの記念にもなるのでおすすめですよ。
今回、私は11月下旬に串柿の里を訪れましたが、オレンジ色のカーテンを狙うなら11月上旬の方が見ることができると思います。
ほりこし癪観音や滝畑ダムにもぜひ足を伸ばしてみて下さい。