バイクからの景色に魅せられたカメライダー ~平日バイクライター紹介 shin-chan~

熊本県出身で、現在は三重県いなべ市在住の平日バイクライター・shin_chanさん(30)を紹介します。

最初はバイクに興味なかったというshin_chanさんですが、あることをきっかけにバイクに乗り始め、これまで8年で4台のバイクに乗ってきました。

そして、もう一つの趣味がカメラです。

そんなshin_chanさんのバイク歴や、なぜ平日バイクライターになったのか、話を聞きました。

Contents

バイクに乗ったきっかけ

元々バイクには全く興味がなかったというshin_chanさん。高校卒業後、熊本県から三重県いなべ市へ引っ越して入社して一年目くらいで車を買いましたが、その車で事故を起こしてしまいました。修理して乗り続けていたものの、車への愛着が薄れていく実感があり、手放すことにしました。

そんな時、友達がバイクの記事を読みながら「バイクってかっこいいよな」と発した一言がshin_chanさんをバイクの道へ誘うことになります。

最初は車検のいらない250ccが良いだろうと考え、目に留まったのがホンダ ホーネット250でした。

マフラーがシート上がりでボディデザインがかっこいい点に惹かれました。YouTubeで動画を見ると、マフラー音もかっこいい!

そこから中型免許を取得し、念願のホーネット250に乗ることとなりました。

地元の九州に帰ったり、バイク仲間とうどんを食べるために香川に行ったりして楽しみました。

バイク歴

その後、職場の先輩からホンダ スーパーカブ50カスタムを譲り受け、ホーネット250との2台持ちに。このカブには4年間、乗ることになります。

特に印象深い旅が、4泊5日で三重県いなべ市から群馬県の達磨寺を目指すツーリングです。好きなテレビ番組「水曜どうでしょう」と同じように、達磨寺で達磨を買い、前カゴに達磨を乗せて走行!

三重県いなべ市から群馬県の達磨寺までは約365km。時速30km制限のあるカブでは一日で達磨寺に到着することは出来ません。そこで、一日目は草津温泉で一泊。

二日目の朝に念願の達磨寺に到着し、東京へ。 「水曜どうでしょう」ゆかりの地、銀座を目指すも、道が分からず、辿り着くことが出来ませんでした。渋谷109前で記念写真を撮影し、帰路につきました。

見知らぬ人に歩道の信号が青のときに撮影してもらいました!

その後、ホーネット250では高速を使う長距離運転が辛いと感じたことから、1300ccのスズキの隼を買いました。仙台に牛タンを食べに行くなど、長距離メインで3年間乗りました。

そのあと、今の愛車、ホンダ CBR250Rを迎えました。

このバイクのお気に入りは、一つ目は見た目で、大きなバイクのような二つ眼のライト。

二つ目は音。不快にならない低音と、単気筒とは思えないキレの良いマフラー音。

最後にカエルちゃん。友人からもらったリアルなカエルのステッカーだと言います。

ツーリング先は、「新潟で新米を食べたい」、「石川で金粉ソフトを食べてみたい」など美味しい食べ物を目指して選ぶことが多いです。仲間と走ることもあれば、ひとりで走ることもあります。

カメラについて

ホーネット250に乗っているころ、訪れた先の風景やバイクの写真を残したいとカメラを購入し、今年でカメラ歴は6年目です。平日バイクの記事の写真も、ほとんどが一眼カメラで撮影したもの。

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現在は富士フイルムXT5、XPRO1という2台のミラーレス一眼と、ニコンのフィルムカメラの合計3台を所有しています。XT5は今年の11月に発売されたばかりの最新機種。過去にはカメラを5台同時に所有していた時期もあるほどのカメラ好き!

以前はほかのメーカーのカメラを使っていたこともありますが、今は富士フイルムを愛用中。

自分の目で見たそのままの色を写真に残してくれるところ、ボディが小さく持ち運びしやすいところが気に入っています。

平日バイクライターを志望した理由

現在30歳のshin_chanさんは「自分と同じ若い世代にもバイクの良さを伝えたい」と平日バイクのライターへの応募を決めました。

「景色とバイクと俺!みたいな感じで走っているのがすごく気持ちよくて」。バイクには想像以上の感動があったというshin_chanさん。

1番右がshin_chanさん

「例えば車で絶景スポットに行ってもフレームで覆われているから全景は体感できません。けれど、バイクだと360°、見渡す限り、絶景です。また、車ではハンドルを握る運転者と座っているだけの搭乗者の感覚は大きく違います。一方、仲間とのバイクツーリングは一人一人がバイクを運転することになり、排気量で度合いは違えど、みんなで疲れてみんなで同じ体験をして、同じ場所に行ける。それがバイクの良さだと感じています」と、shin_chanさんは話します。

YouTubeなどでバイクの動画を見ても、バイクに乗ったときの気持ちよさは乗らないと体感できません。「自分が乗って、風と一緒に360°広がる風景を感じて、自分の好きなバイクと走っている。このセットがないと響かないんです。文章と写真だったら、読者の方の想像力も借りて、よりリアルに伝えられるかもしれません」。

取材を終えて

取材と執筆を担当したルアン110です。若い世代でバイクに乗る人口が減っている中、バイクの良さを伝えたいという意気込みに、同世代としてとても共感しました。

これからの記事で、ツーリングスポットはもちろん、こだわりの写真にも注目です。

shin_chanさんの記事をこれからもお楽しみに!